リアル4Kカラオケシアターシステム導入の経緯
こちらのホテル様では10年前に、当時時流だった3DフルHDプロジェクタを主軸としたシアターシステムを納入させていただいておりました。改装から10年が経過したことを区切りとして、この度のシステム刷新の運びとなりました。
プロジェクタの4K化を念頭に置いた今回の刷新内容でしたが、オーナー様より「カラオケも導入したい」との希望を伺いました。
10年前の改装時に、同じく弊社で施工納品させていただいた“BOSEスピーカー”と“スタンドマイク”で歌える本格カラオケルームが安定して好評を博しており、その要素も取り込みたいというねらいでした。
リアル4Kカラオケシアターシステムの設計課題
そのような考えからスタートしたリアル4Kカラオケシアターシステムですが、その設計は困難を極めました。プロジェクタに合わせて、テレビも4Kモデルへ入れ替えさせていただいたのですが、それらは『制御プログラムの再設計』を意味しました。
結果的に、プログラムは完全に一から作り直すこととなりました。
また、HDMIの制御信号にかかわる問題により、プロジェクタ不使用時にテレビの映像が3秒おきに点滅を繰り返す問題にも遭遇。
これまでないマイナートラブルの駆逐に腐心しました。
その成果もあってか、今ではホテル様の看板ルームのひとつになり、シアタールームという存在がまたホテルの看板に返り咲くことができたことにオーナー様からも大喜びの声をいただいております。