リニューアル工事に伴い、以前から物足りなさを感じておられた音響シテムを刷新しました。
今回は、やさしい音楽から元気の良い音楽まで幅広い音源に対応出来るように、
JBLの高音圧に対応したスピーカーとサブウーハーを選定しました。
また、スピーカーケーブルは長距離でも損失の少ないものを採用。
音響卓から距離のあるスピーカーにも豊かな鳴りを届けてくれます。
システム全体として、アナログからデジタルにする事により省電力化にも貢献。
デジタルミキサーは利用者権限を設定する事が出来ます。
詳細な設定は弊社が設定し、オペレーション時はオペレータの方が普段よく触る
EQなどの設定には、すぐにアクセスできるように設定しました。
また、不必要な設定は項目から除外するなど、運用時の設定負担を軽減しています。
ワイヤレスマイクはshureのシステムを導入。声のプロである司会者の方にも大変
好評を戴いております。
EYOHAKU様のバンケットルームは一面ガラス張りとなって
いて、とても解放感があります。
しかし、ガラスによる残響の長さがハウリングを発生しやすく
なることもあり、音響的には辛い環境と言えます。
そんな、ハウリング問題を解決する為に、高性能なハウリング
サプレッサーとデジタルミキサー内蔵のオートミックス機能を
併用する事により、問題を解決しました。
設置時の調整は少々大変でしたか、結果運用のしやすいシステムに仕上がりました。
改装後は、結婚式だけでなく、会議や企業のパーティー向けと様々なイベントを予定していると言う事で、
ボタン一つで各催し物に適した設定に切り替えられるようプリセットを用意しました。
バンケットルームでよくある問題として、ワイヤレスマイクの識別間違いがあり
ます。
これは、想定していたマイクと違うマイクが発言者に渡ってしまうと言う問題です。
この問題を解決するために、専用のマイク識別タグを導入し、そのタグの色とミキ
サーフェーダーの色を合わせることにより、一目瞭然でマイクを判別出来るように
なり、オペレーションミスを軽減しています。
このフェーダーの色を簡単に変える事が出来るのもデジタルミキサーならではの機能となっています。
チャペルにも高輝度プロジェクターと、ボタン一つで動画が再生出来るシステムを構築し、誰でも簡単にオペレーションが
できるシステムとなりました。
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